労災保険(労働者災害補償保険)の保険給付とその仕組みをわかりやすく解説いたします。もしもの業務災害・通勤災害にご活用ください。
よくわかる労災保険
» » 受給権の保護

受給権の保護


労災保険の保険給付を受ける権利は、労働者の退職によって変更されません。

例えば、障害補償年金の受給権者が退職しても、受給条件に該当する限り支給され続けるのです。



また、保険給付を受ける権利は、譲り渡し、担保に供し、または差し押さえることができません。

労災保険給付は、業務中または通勤途中で被災した労働者やその遺族のために支給されるものであり、その金銭が他の者の手に渡らないように定められています。

ただし、年金たる保険給付を受ける権利を独立行政法人福祉医療機構が行う小口資金貸付事業の担保に供することは可能です。



保険給付の非課税

租税その他の公課は、保険給付として支給を受けた金品を標準として課することはできません。

この保険給付には、特別支給金や現物給付も含まれ、同様に非課税扱いとなります。

労災保険給付に税金がかかっては十分な治療等を受けられなくなる可能性があるので、所得税や住民税などの課税はされないと定められているのです。


関連記事

労災保険の保険給付を受ける権利は、以下の2つから成り立っています。 基本権 基本権とは、年金たる保険給付を受ける権利そのもののこ...


年金たる保険給付の支給は、月単位で行われ、支給すべき事由が生じた月の翌月から始まり、支給を受ける権利が消滅した月で終わります。 実際には、...


保険給付を受ける権利を有する者が死亡した場合において、その死亡した者に支給すべき保険給付で、まだ支給されていないものがあるときは、一定の遺族...


年金たる保険給付の支給停止事由が生じたにもかかわらず、引き続きその支払いが行われた場合、支払われた年金たる保険給付は、その後に支払われるべき...


保険給付に関する決定に不服のある者は、労働者災害補償審査官に対して審査請求をし、その決定に不服のある者は、労働保険審査会に対して再審査請求を...



コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

最新記事

労災に関する質問と回答

2017年6月27日-先日、現況報告を済ませたばかりですが、6月XX日、年金受...

労災に関する質問と回答

2017年6月21日-通退勤含む業務中のケガ等が発生した場合に、必ずしも労災保...

労災に関する質問と回答

2017年6月14日-建設業です。三次下請け会社ですが、元請け先が現場毎に労災...

労災保険カテゴリー

サイト情報