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慢性疲労症候群と線維筋痛症の労災認定について


慢性疲労症候群と線維筋痛症のため、2011年3月末に長年社員として働いてきた会社を退社せざるを得なくなりました。

治療療養しているが、難病のため社会復帰できずにいます。

労災の給付対象者になりますでしょうか?
申請窓口はどちらになりますか?

諸々、教えてください。
よろしくお願いいたします。

質問日:2015年3月27日

慢性疲労症候群とは、
6ヶ月以上の長期間にわたり原因不明の疲労に襲われる病気です。

線維筋痛症とは、
全身や部分的に痛みが走る病気で原因は不明。痛みの程度は軽微なものから激痛までさまざま。

どちらも原因は不明ですが病気であり、仕事が原因であるならば労災認定される可能性があります。普通に働いていただけでは認められず、過労等が事実がなければなりません。

ただし、Kさんの場合、もっと重大な問題があります。

このケースで対象となる保険給付は療養補償給付と休業補償給付なのですが、それぞれ時効は2年です。

しかし、Kさんは2011年3月末に上記の病気を理由に退職しており、既に時効を過ぎてしまっているので労災保険給付の請求ができなくなっています。

最初に病院に行った時に医師・会社・労働基準監督署に相談していれば労災認定された可能性もあり、その場合、もっといい条件で保険給付を受けられたのですが、今となっては為す術なしです。

残念ですが、そのまま健康保険で治療を受けて行くしかありません。

労災保険に関する質問がある方は、労働基準監督署にお問い合わせください。
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