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継続事業と有期事業の労災保険料について


労災保険の保険料についての初歩的な質問です。

総務・労務・経理のほか工事部門の従業員も含め、給料から一定割合の料率で労災保険(会社払い)に加入していると思いますが、有期事業や有期一括としての保険料(会社払い)も発生していると思います。

その場合、有期事業や有期一括事業に携わる工事部門の社員(工事部門の一部社員)については、保険料が2重払いになるように感じるのですが、実際のところはどうなのでしょうか。

質問日:2009年1月6日

>すべての労働者を一緒に処理しようとするのが問題で、それぞれの労働者ごとに分けて考えれば簡単だと思います。

つまり、(一括)有期事業に携わる者は有期事業による労災保険料を適用し、継続事業に携わる者は通常の労災保険料を適用するだけです。

当然、手続きもそれぞれ行う必要があります。

確認させていただいたところ、御社は従業員数3,700人以上の大きな会社であることが分かりました。

にもかかわらず、このような質問が出るということは、しっかりとした事務処理がなされていないのではないでしょうか?

おそらく管理者が質問したものである可能性が高いと思われます。

分からないまま保険事務を行っていくことは問題であり、事業規模から見ても、プロに任せた方が賢明です。

事業所近くで信用できる社労士を探して依頼した方が良いでしょう。

労災保険に関する質問がある方は、労働基準監督署にお問い合わせください。
当サイトに対しての質問には限界があります。詳しくは、利用規約をお読みください。

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